公開質問12:キノコ問題

Office Uno Column


<質問>
キノコのFODMAPについての質問。
質問です
http://fodmap.com/blogpost/mushrooms-high-or-low-in-fodmaps/
こんなホームページを見つけたのですが
ここに書かれている情報は正しいのでしょうか?
欲しかったキノコ類の情報もあるみたいですが・・・

https://www.facebook.com/FODMAPFriendly
アプリやロゴもあるみたいです。
itunes store
で240円で売ってました。


 
<回答>
私としては、キノコ全般はほとんど小腸で消化せず、便にもそのまま出てくるので、低FODMAP食導入期では禁止にしていました。
御紹介いただいたサイトから、
マンニトールの量から、75gで
エノキ×(マンニトール170%)
シイタケ×(マンニトール290%)
シメジOK(マンニトール10%以下)
であることを理解しました。
情報ありがとうございます。

しかし、シメジにしても、不溶性食物繊維が多く、「整腸作用」があると言われています。この「整腸作用」というのが、低FODMAP食と相反する事実があります。日本では血糖を上げないため等の理由から小腸での吸収を抑制する健康法、治療法が推進されています。さらに、最近流行のダイエットスイーツでも、糖の代わりに小腸で吸収されない甘味料が用いられています。痩せたいから、吸収されないものを食べることが常識化しています。それが、大腸で過発酵を起こすことは、誰も考えもしません。その典型が糖尿病の血糖降下剤で、糖尿病でなくともダイエットのために飲んでいる人も存在します。その副作用は強烈なガスの増加です。そして、日本人は、放牧民族の遺伝子もないのに、牛乳に慣れている民族の真似をして、さらに、オシャレとか美味しいとかのためだけに、戦前にほとんど食べなかった小麦をどんどん食べ、小麦の多いインスタント食品を食べているのが日常化しています。つまり、日本人は欧米人よりもFOPMAPに慣れていないが、多量に摂取する機会が多すぎる。また、食品の副作用の発現量は体重(体表面積)に換算されますが、日本人は欧米人より明らかに小さい。私はこのような状況から、日本人は、欧米人よりもFODMAPに(量的にも)過敏だと考えています。ですから、日本における低FODMAP食では、海外情報のなかでも、最も厳しい条件を設定するべきと思っています。また、日本ではキノコの種類が多く、どれがいいのか、ダメなのか?見極めることは困難ですし、産地によって、大きさも形も異なることがあるので、私は、やはり、導入期ではキノコは禁止としたいと思います。ですから、チャレンジ期のお楽しみとして欲しいと思います。

私は、高校まで実家にいたのですが、当時、親父が自家ラーメン作りに凝っていて、毎日のように夕食に試食をしていました。そして、夜8時から9時に窓も開けていないのに、くしゃみ、鼻水を生じて、勉強に集中できない日々でした。しかし、大学に入り、実家を出てから、それがなくなりました。実家のダニなどのアレルギーではないかと思っていましたが、しかし、ラーメンやパスタ、ピザなどの外食をした後に、高校の時のような症状が出ました。そのため、常に鼻炎用のスプレーを持っていました。インスタントラーメンもそうです。今回実験することになったのは、花粉症の症状と腹部症状の関係でした。そして、結果として、小麦アレルギーだと今回やっと理解できたのです。私の場合は、お腹が落ち着いてから、鼻の症状がやや遅れて改善するようです。


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